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帰ってきた二人

みなさま、ご機嫌いかがでしょうか?

             yun_435縮小
Photo by (c)Tomo.Yun
http://www.yunphoto.net


バンコクからしばらくバリに移ってサーフィン漬けの生活をしていたP&Kがバンコクに戻ってきました。 
といってもまた数ヵ月後にはブラジルに行ってしまうのですが。 

以前にも登場したこの二人。 Kはブラジル人と日本人のミックス、
日本にしばらく住んでセミプロのサーファーをしていたこともあるハンサムな若者で、
日本語も日常会話程度はOK。 
Pは僕らと同年代の英国人で、昔結婚していたことがあり、
成人した息子もいる大人?です。

二人はバンコクで出会い、元々放浪癖?のある二人が意気投合するのに
そう時間はかかりませんでした。 
ロンドンとバンコクに不動産を所有する二人、気の向くまま
日本、タイ、インドネシア、ブラジル、英国と住んできたのですが、
今度は、バリでネットワーキングしてコネをつけた家具製造会社などと組んで、
バリ家具をKの日系人のお母さんが住んでいるサンパウロで販売しようと考えています。
(バリの家具は、チーク材を使った重量感のある家具で、あまり僕らの趣味ではないのですが)

お母さんは近郊でアイスクリーム屋を営んでおり、現地でのコンタクトも色々あるのだとか。

僕たちも似たようなことを企んだこともあり、その難しさは十分知っているので、
どんなに小さなビジネスでも立ち上げてさらに成功させるのには、お金に加えて
大変な努力と幸運が必要だ、ということも話したのですが、
結局若いKにはやはり一度トライすることが必要であろう、と
いうのが僕たちの結論ではあります。

二人は前回のバンコク滞在中にもバリにサーフィンに行っていたのですが、
3年ほど前、Pが大怪我をしたことがあります。 高波への飛び込みに失敗し、
襲ってきた波にビーチに叩きつけられたのです。 
ラッキーなことにKがすぐに気がつき、レスキュー。 
しかし、Pは頚椎骨折という重症。しかも場所はバリ郊外のビーチです。

最終的には、バンコクまで緊急搬送して一命を取り留めたのですが、
このときのKの活躍は今でも友人たちの語り草で、
この事件で二人の絆はさらに強まったのでした。

とにかく、二人は5月ころまでバンコクにいるので、
しばらく週末に会う友達にもバリエーションができる?と
僕らは勝手に期待しています。

ハワイの富豪 その9

みなさま、こんばんわ

オバマも無事ホワイトハウス入りしたし、
金融危機も一段と厳しさを増している(あれ?)
ついこのあいだ大晦日だったような感じもするし、
もう十分堪能したような気もする、重い年の始まりですね。

じゃ、行きますか!              yun_2810.jpg
Photo by (c)Tomo.Yun
http://www.yunphoto.net


クリスマスは過ぎたとはいえまだまだホリデイシーズン
ロイと太吉はロイの友人のディビッドの家でのディナーに招待されました。

彼の家はダイヤモンドヘッドを過ぎて島の北側の閑静な住宅地にあり、
「コの字」型の家の中央にプールがあるという太吉の理想とする家でした。
二人が到着したころには、すでに二十人くらいがそれぞれにカクテルと会話を楽しんでいます。

太吉はディビッドに会うのは二回目だったので、親しく短い挨拶をしてロイとともに
簡単なフッフェとカクテルが用意されいているコーナーに向かいました。

コの字の一部を抜けると庭に出ます。 ここにも三々五々、ゲストが散らばっていましたが、
ゲイだけではなくストレートのカップルもいたようです。 ロイが知り合いに出会ったらしく
誰かと話しこんでしまったので、太吉は近くにあるテーブルに落ち着こうと椅子に座り、
テーブルにドリンクを置きました。  

しかし、その途端、大理石のそのテーブルがほとんど触りもしていないのに、
太吉のひざの上に崩れてきたのです! そしてジントニックも!
まるでお漏らしでもしてしまったかのような状態の太吉、初めてのハワイで
初めてのご招待だったのに、「どうしよー?」 

と、周囲の騒ぎに気がついたディビッドが小走りにやってきて、「Oh my God! Come with me!」と
高価そうな大理石のテーブルなどに目もくれず、太吉の手をとり家の中に引っ張っていきます。

彼は「あのテーブルは気になってたんだけど、まだ修理がきちんと終わってなかったんだよ。
本当にごめんね!」と平謝り。 
叱られるかもと心配していた太吉は、自分が今いるこの世界が
それまで知っていた世界に比べるとかなり優雅なものなのだと、
このとき感じていました。

ディビッドは、太吉をゲストベッドルームに招くと、乾燥機に入れるからと、
恥ずかしげに断る太吉からその濡れたズボンを剥ぎ取り受け取り、
さらにあのテーブルを完全に修理していなかったことを誤りながら部屋を出ていきました。

太吉はそのゲスト寝室に下着のまま、しばしの静寂の中に座り、
外のパーティーのざわめきに耳を傾けていました。
自分がこれほど丁寧な扱いを受けるのはロイの友人だからだということは
分かっているものの、それまでの貧乏学生の生活とはかけ離れて「優雅な」世界の快適さに、
多少違和感も入り混じった不思議な快感を感じていたのでした。

つづく(かも)
  

Congratulations, President Obama!

みなさま、こんばんわ

今日はハワイシリーズをお休みして、
やはり、この話題について書かなくては―
オバマ大統領の就任式です          
                 Imperial_State_Crown.jpg                            
オバマ大統領の就任式に関しては、諸外国のメディアは「米国の戴冠式 - American Coronation」というような表現をしているものまであり、(実はこの表現はうちのダーリンのアイデアだったのですが、英国メディアが似たような表現をすでに使っていたのだとか。 参照:ブログTHE CORINTHIAN COLUMN)、上の写真はダーリンから借りました、Thank you, Darling!)

この大統領に対する期待の高さと米国初の黒人大統領であるという歴史的事件として全世界の注目度は、正に歴史的なレベルに達しているといっても過言ではないでしょう。

これ以上僕が解説する必要はないと思いますが、一世紀に一回とも言われる世界的な金融危機にありながら、今年はなんとなくオプティミスティックな感じがする(僕とダーリンだけ?)のも、オバマ大統領のお陰だと思いますね。

米国および全世界は、「死の商人」であるチェイニー副大統領に操られるままだった、あのバカ殿ブッシュに、ナなんと8年間も苦しめられてきたのですから!

気がかりなのは、経済とともに、やはりイスラエル問題でしょう。これこそがイルラム原理主義者によるテロの根源です。
そして米国の指導者はあらゆる分野で影響力を握るユダヤ系米国人を無視することができない、というのが米国の現状ですからね。
オバマ大統領もその選挙戦では、イスラエル支持を表明しなくてはならなかった…。

ま、その発端を作ったのは当時の覇権国だった英国なんですが…。

とにかく今日はみんなでお祝いしましょう!!
やっと「本物の人物」が世界最強の地位についたのです、
これに期待せずに何を期待することができるでしょうか! 
  
          

ハワイの富豪 その8

みなさま、こんにちは!
         yun_679.jpg
Photo by (c)Tomo.Yun
http://www.yunphoto.net


<では、その8、いきます>

太吉は、光や空気がまったく新鮮に感じられる初めてのハワイを満喫していた。
ロイと一緒にいることが幸せで、スーパーでの買出しやただその辺をドライブするだけでも
十分満足だった。

ただ、隣のアリーシャが玉にキズ…

太吉の滞在中はそれほど頻繁に彼女に会ったわけではないものの、ロイは何かことある度に駆けつけなくてはならなかった。 もちろん、彼女は古い友人でもあり、庭師用の家とはいえ多分タダで住まわせてもらっているという義理もあったろう。

ある日、会計の仕事をするためにやってきたジョーが、ロイの家に顔を出した。
ジョーはハンサムだし性格もキュートなのだが、何か寂しげである。
いつものように静かに言った「ロイ、ちょっとこっちに来てくれない?」

太吉を残して二人は母屋に向かった。 

しばらくして、ロイが戻ってきた。
「太吉、本当に、どうしたらいいんだろう?
アリーシャが、リンビングの床に粗相をしたんだ。 躾の悪い犬みたいにね」

太吉は、しばらく意味が分からなかったが… えーっ!

ロイが続ける「思うに、太吉が来てから彼女は
唯一の伴侶である僕を取られてしまったような気がしてるらしい」

太吉「でも、アリーシャ、僕にはこれまでは一応極普通に接してるけど?」

「そりゃ、まだお客様だからだろーな。 でも、内心はきっと嫉妬してるんだよ。 
でも太吉は心配しなくていいよ。 いつものように、その内収まるから」

― 友達に嫉妬しているという自分の気持ちを言葉で表現することができずに、
人知れずリンビングの床におしっこしちゃうって…
アリーシャの心の中は幼児のままなのだろうか?

太吉は、そのあまりに直截的で悲惨な彼女の行為に、
ショックを受けるよりはむしろ哀れみを感じていた。

母屋を覗くと、ジョーが一人、その床をモップで静かに掃除している。
彼も太吉と同じことを感じているかのように…

つづく

ハワイの富豪 その7

みなさま、こんばんわ!  yun_563縮小
Photo by (c)Tomo.Yun
http://www.yunphoto.net


その7、まじで続けます(前回は、ご挨拶だけで終わってしまいました)。

初めての海外旅行、ハワイ、時は70年代の半ば
場所は、高級住宅地カハラ地区でも極めてexclusiveなブラックポイント

---太吉の「ボーイフレンド」ロイは、保険会社副社長だったかつての栄光を母と同時に失い、
富豪の娘の豪邸で友人兼ガーデナーとして仮住まいをしていただけの中年男だった…

クリスマス

アリーシャは全く社交性もなく、だいたい大人になれない子供で、ぶくぶくと太って、
いつも趣味の悪いムームーに身を包んでいた。 しかし、米国のこのレベルの金持ちは、
社会的に何らかの貢献を強いられるらしく、サンフランシスコ・オペラのホノルル公演の
スポンサーとして歌手とプロデューサーの一団を自宅に招いてパーティーを予定していた。

アリーシャの秘書兼会計士のジョーは、テキサス出身の30代始めのシャイなゲイで、
ロイと共にアリーシャの世話役としてその我が侭ぶりに頭を痛めていた。

このクリスマスパーティーが今日の午後に迫り、自宅の庭でのカクテルパーティーの準備が始まった。
リンビングにはもう3メートルはあろうと思われる美しいクリスマスツリーが飾られており、
あとは庭で、椅子やテーブルを運んだり、さまざまなアルコール類を並べたりと
彼女の指示のもとこの3人が動き回り、しばらくするとなんとか形がついた。

ゲストが到着する予定の30分前、太吉、ロイ、ジョーの3人はすでにパーティー用に着替えて
(といってもハワイではアロハシャツが正装として認められているので、まったくリラックスした感じではあった)陽がかなり傾いて涼しくなってきた庭で自分たちのドリンクを用意し始めた。 

ふとアリーシャが「のしのし」とリンビングから出てきた。 が、いつものムームーのまま?

ロイが不安げに言う、「アリーシャ、もう着替えなくちゃ」
「…」 不機嫌そうに無言の彼女

ロイとジョーが、あーあいつもの?という感じで目を合わせた。
だが彼女が無言のまま踵を返してベッドルームの方に向かったので、
二人は安堵の表情を見せてドリンクの用意にかかった。

太吉とロイはジントニック、ジョーが白ワインを一杯づつ飲み終わり、ゲストが到着する前にもう一杯飲む時間があるかどうか思案していると、奥から例の「ローーイ!」という呼び声が聞こえたきた、アリーシャだ。 ロイの表情がにわかに曇った。 彼はジョーを連れて、小走りに家の中へ。

数分後、二人が疲れた表情で出てきた。
「太吉、今晩は僕ら3人がホストだよ。 アリーシャはいつもの対人恐怖症だ」

後で分かったことだったが、この「対人恐怖症」というのは、
要するに今日は人に会いたくないというだけのわがままであった。

ロイとジョーはしかし慣れたもので、
「彼女がいない方が、安心してパーティーが楽しめるんだよ」と笑った。

夕日が水平線に近づくころゲストが到着し、太吉は多少緊張しながらもなるべくロイの側を離れないようにするという作戦で、無事にパーティーは終わった。 
ゲストたちは、彼らのオペラ公演の大口のドーナーが主催するカクテルパーティーだったし、広い庭、その向こうに広がる海、紅く沈む夕日そして星のまたたく夜空、心地よい海風という最高の環境に、皆機嫌よくパーティーを楽しんだようだった。

そういえば、アリーシャはどうしたのか尋ねる人は誰もいなかったような気がする。
太吉は「彼女がいないほうがかえって良い」という二人の言葉を思い出していた。            

つづく                                                                      

Appendix

プロフィール

太吉

Author:太吉
早期リタイヤしてバンコクに
住む日英ゲイカップル。
日々の生活を紹介します。
主演:太吉(僕)&ダーリン

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